ダブルバインド：あなたに都合の良い選択肢に誘導できる心理テクニック

今回のテーマは”相手に不自由な選択肢を与えて都合の良い結果に誘導するダブルバインド”というテクニックについてです。

ダブルバインドは簡単に使えて効果のあるお手軽な心理テクニックです。

ちょっとした工夫であなたの望む結果に誘導できるので本文を読み込んでマスターしてください。

勇気を出してデートに誘ったのに断られる、
という残酷な結果を避けるためにも身につけましょう！

ダブルバインドとは、どちらに転んでも美味しい２つ選択肢を与えること

ダブルバインドをざっくり言うと、相手に「はい」「いいえ」で答えられない２択を選ばせることです。
強制２択とも言えるかもしれません。

たとえば「ランチ行かない？」と女の子に聞いたとします。
この場合、相手の答えは「行く」or「行かない」の２択になって行かないという選択をする余地が相手に存在します。

断られるという、一緒に食事に行きたいこちら側としては嬉しくない可能性がある状況になってしまいます。

ダブルバインドの一番大きなメリットはこの”断られる可能性”というものを極力排除できるところにあります。

実際にランチに誘うときにダブルバインドを使うと次のような会話になります。

この例のように「え、それ決定事項なの？」と突っ込まれることもあります。
でも、そこでうまく切り返してさらに問を投げかけることで成功確率が上昇します。

もちろん最初の質問の時点ですんなり選んでくれることもありますので安心してください。

以上がダブルバインドの効果と使用例になります。

めっちゃ簡単に使えて効果も実感できる方法なので試してください。

デートの誘いじゃなく友達を遊びに誘うときに使って練習するのもアリです。

ダブルバインドが効果を発揮する理由

既に紹介したとおり、ダブルバインドは単純なテクニックです。
YES、NoではなくA or Bに質問を変えるだけですからね。

じゃあなぜこんな簡単なことが効果を発揮するのか。
その理由は自律性の錯覚にあります。

人は自分の選択によって行動を決定していると感じることを好みます。
他人に指示されるより、自由に振る舞うほうが気分がいいですよね？

ダブルバインドは２つの選択肢を提示し相手に選ばせることでこの自立していたいという気持ちを満たすことができます。
相手に提案されているのに、自分が選んで決めていると錯覚してしまうわけです。

そして選んだという意識が責任感を刺激しその行動に積極的になる効果もあります。

また、人はものごとに白黒つける（Yes or No）判断には慎重になります。
つまり普通の誘い方だとNoと言われる可能性が高いんです。

それを排除しているところもダブルバインドの強みです。

【まとめ】

「行く」、「行かない」のYes or Noで答えられる誘い方をするのではなく、
A or Bと提案して相手に選ばせることで成功率が上がるというのがダブルバインドでした。

とりあえずNoと答えるという人間の修正を消し、選択させることで相手に自立していると感じさせる。

ここがダブルバインドのポイントになります。

この記事を読んだあなたなら今すぐにでも使えるお手軽なのに強力なテクニックになるので恋愛でも仕事でもいいので活用してみてください。