恋愛で一歩踏み出せない。
気になる子に連絡先を聞く、デートに誘うということができない。
「〇〇だからまた明日・・・」と先送りにして気がついたら会えなくなったり他の男にもっていかれたりしてしまう。
今回はそんな後悔に埋め尽くされる経験をもう二度としないための方法を紹介します。
ポイントは2つ
- 行動できない原因を知る
- 自己暗示を使いセルフイメージを高めて勇気を絞り出す
まず最初に行動の邪魔をしている原因を心理学を使って明るみにしていきます。
何が原因なのかを知ることで自分を客観的に観ることが出来るようになり「あっ今こういう状態になっている」と気づくことができ行動の修正が可能になります。
次に自己暗示を使って勇気を出したあなたを作り上げていきます。
この2つの手順を踏むことで一歩踏み出せなくてライバルにもっていかれたり、会えなくなってしまうといった事態を避けられるようになります。
最後まで読み進めて行動し好きな相手と理想の関係を築けるようになりましょう!
保有効果:今を手放したくないという気持ちが動けなくしている
人間の心理に保有効果というものがあります。
自分が所有しているものを通常よりも高く評価し手放したくなくなるという心理現象がこれにあたります。
例えば片付けがなかなかできないも保有効果が働いているから。
今持っているものを手放すこと、捨てることができない。
なんだかんだと理由を付けて処分を先送りにしてしまったというのはよくある話ですね。
これが恋愛であなたが動き出せない要因のひとつになります。
すでにある関係を壊したくない。
友達や顔見知りという関係が壊れてなくなってしまうくらいなら今のままずっとそばに居たいといった心理が邪魔をしているんですね。
「振られるくらいなら今のままで・・・」
これがよくあるシーンです。
まず1つはこの保有効果があなたの恋愛の邪魔をしているんです。
現状維持バイアス:変化よりも現状維持を好む心理が行動の邪魔をする
現状維持バイアスは有名なものなので名前を聞いたことがあるかもしれません。
どういうものかというと、”人間は変化よりも現状維持を好む”という心理現象のことです。
先ほどの保有効果と似ていて、要は今がなくなるとか壊れるのが怖い。
現状が続くのが簡単で心地よいと思ってしまうんですね。
やっかいなのはこういった心理現象が無意識化の心の深い部分で行われるということ。
あなたは変わりたいと思っていますよね?
もっと積極的にいって女の子にモテるようになりたい。
好きな子を落としたいと強く思っている。
でも、行動できていない。
おかしいですよね?
変わりたい、もっと積極的にいきたいと考えている。
でも、現状で何もできていない。
なぜならあなたの意識していない深いところで現状維持バイアスが働いてしまっているから。
変わりたいと思いつつも現状を維持したいという心理が何もしないを選択しているんです。
これが現状維持バイアスになります。
プロスペクト理論:損失回避、とにかく損をしたくないという気持ちが邪魔をする
プロスペクト理論はノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンらが発見した心理効果になります。
“人は損失を回避する傾向がある”これがプロスペクト理論のザックリした内容です。
とにかく僕たちは損をする痛みを避けるように行動します。
1万円を拾ったときと落としてしまったとき、どちらが感情の振り幅があるのかというのがよくされる例え話。
ちょっと想像してみてください。
あなたが1万円を拾ったときと1万円を落としたときのことを。
落としたときのショックの方が拾った喜びよりも大きくありませんか?
他にも投資に後ろ向きなのもプロスペクト理論が働いているといえます。
損をすることを極端に嫌うんですね。
絶対儲かるとか100%増えるみたいな詐欺が有効なのも同じ理由です。
損失を避けようとしてあやしい罠に引っかかってしまう。
もっと身近なところでいうとWebの記事タイトルなんかもあります。
「投資で損をするNG3選」
「投資で得をする知識3選」
どちらがクリックされやすいかというと前者なんです。
損をしたくないという気持ちを利用しているんですね。
この損を嫌うというのがあなたの行動を妨げている。
連絡先を聞く、デートに誘うといった行動を起こすと良いもしくは悪い結果が必ず出ます。
つまり損をする可能性が浮上して来るわけですね。
でも、行動しなかったらどうでしょう?
損をするということはとりあえず無くなりますよね?
だから行動できないんです。
もちろん、長期的にみると行動しないというのはリスクです。
とりかえしのつかない損をこうむることになりかねません。
しかし、脳っていうのは長期的に物事をみることが実は苦手なんですね。
明日できる予定と1年かけてやる予定
どっちの成功率が高いかは言うまでもありません。
長期的なものっていうのは苦手で、短期的なものを優先しがちというのが脳なんですね。
だからとりあえず直近で損をしないように立ち回ってしまう
これがプロスペクト理論が邪魔をしているという話でした。
「行動しない」ことで心の平穏や安心を手に入れようとしてしまっている
ここまで説明した3つの心理現象
- 保有効果
- 現状維持バイアス
- プロスペクト理論
これらがとにかくあなたを行動させないようにしています。
人間はとにかく変化することが嫌い。
今が続くことを願ってしまいます。
職場の上司を思い出してください。
柔軟にあなたの意見を受け入れてくれるという人は少ないはず。
なんだかんだで今まで通りを押し付けてくるものです。
それだけ変わることって嫌いなのが人間なんです。
そしてこれが今あなたを苦しめている問題の原因です。
あなたが変わりたいと思っているのは本当でしょう。
しかし、脳がそれを拒んでいる。
これがあなたの現状なんです。
原因となるものを知れば自分を客観視でき、「これが邪魔しているな」と気がつける
じゃあどうやって解決するのか。
その1つ目となるのが”客観視”です。
ここまでであなたは行動を邪魔をする心理現象のことを知識として吸収できたかと思います。
実はこれがポイント。
「知る」ことで自分を客観視できるようになるんです。
例えば、デートに誘おうとして言い訳が浮かんで次の日に先延ばししようとしたときに「あっ現状維持バイアスが働いている」と気がつくことができる。
これの何がいいのか。
それはまやかしに気がついて目を覚ますことができるから。
結局のところ動き出せない心理ってのは全てまやかしなんですよ。
だって本当のリスクは行動しないことなんだから。
行動しないことで今はラクかもしれない。
でも最終的にひどい目にあうのはわかりきっています。
今のあなたでいうと、行動すれば振られて傷つくかもしれません。
でも、成功する可能性もある。
もし失敗してもそれを学びとして次に活かし前に進むことができる。
行動しなければずっとそのまま一人ぼっちで歳をとり魅力だけが薄れていき、よりモテなくなる。
こうなったらもうどうしようもありません。
若返ることなんてできませんから。
つまり、実は行動できないというのが最大のリスクなんです。
このことを思い出すことで女の子にアプローチする勇気を絞り出すことができる。
「あっ、言い訳を作って現状維持しようとしている」
と気が付き、「ダメだ、行動しないことが本当の意味でリスクなんだ」と思い返す。
このときに何もしなかった時の最悪をイメージしてください。
年老いて周りに誰もいなくて孤独に死んでいく姿とかですね。
こういった恐怖を利用することで一歩踏み出すことができる。
これが1つ目の方法です。
強制的に行動できるようにする自己暗示の方法
恋愛で一歩踏み出す勇気を出すもう一つの方法が自己暗示。
自己暗示というと怪しいかもしれませんが、セルフイメージを極限まで高めるというだけです。
強く思い込むと思ってもらってかまいません。
あなたがあなた自身の良いイメージを作り上げることで「なんか行動できそう」と感じることができます。
上達していけば「イメージ通りの自分じゃないと気持ち悪い」というレベルまで到達することができます。
ここまでくると成功は約束されたようなもの。
だって成功していないと気持ち悪いということは、すなわち成功するしかないということですからね。
じゃあ具体的なやり方について解説していきます。
自分自身に向けたポジティブなメッセージを選ぶ
ポジティブなメッセージを選び自分に言い聞かせるということをしてください。
これをアファーメーションと言います。
例えば
- 俺はモテる
- 俺は女の子に好かれるべき人間だ
- 俺は他の男よりも優れていて女の子が選ぶ価値のある男だ
などというセリフを使って自己イメージを高めてください。
これによりあなたが自分に対して抱いている認識が徐々に改善されていき自己肯定感が高まって自信を持つことができます。
また、振られるかも、失敗したらどうしようといったネガティブなイメージを軽減することができる。
さらにポジティブなイメージを多く持つことでそれに向かって行動するモチベーションも湧いてきます。
「本当かよ?」と思うかもしれませんが、無料でできることなので試しにやってみてください。
ネガティブなイメージをするよりもポジティブなイメージをするほうが遥かにメンタルが安定して行動力、やる気がでてくるのが実感できますから。
アファーメーションを繰り返し効果を高める
ポジティブなセリフを自分に言い聞かせるアファーメーションは繰り返すほど効果が高まります。
毎日、時間を決めて取り組むのがおすすめ。
習慣に取り入れることであなたはセルフイメージにどんどん近づいていけます。
スポーツの練習と同じようなもの。
繰り返せば繰り返すだけ上達していき、高難易度のものができるようになってくる。
つまりはどんどん人として成長していけるということです。
具体的なビジュアルをイメージする
アファーメーションを行うときは明確なイメージを持つとより効果が高まります。
口説き落としたい子が居る場合はその子と上手くいった場合にどんなデートをするのか、どんな生活を送るのかを詳細にイメージします。
朝は何時に起きるのか、LINEのやりとりの内容、仕事終わりに会って食事にいく店はどんなだろう?、セックスはどこでやるかなど1日の流れを想像するのがおすすめ。
これをやることでより高い効果が見込めます。
自己暗示はリラックスした状態で行う
自己暗示はリラックスした状態で行ってください。
静まり返った自宅がおすすめ。
集中できないと効果がありませんから。
自己暗示はあなた自身との対話です。
より深く心に響かせるためにもストレスフリーな状況を作って行ってください。
【まとめ】知識のインプットで客観視+自己暗示で勇気ある行動ができる!
最後に今回の内容をまとめます。
女の子にアプローチできないというときの解決策は次の2つでしたね。
- なぜ行動できないのか原因を知り気づきを得る
- 自己暗示で強制的に動ける脳と体を作る
最初にあなたがなぜ女の子に対して行動を起こせないのか、その原因となる心理現象について解説しました。
保有効果、現状維持バイアス、プロスペクト理論(損失回避)
この3つの心理障壁があなたの行動を妨げています。
具体的には変化を受け入れないように働きかけているんでしたね。
そしてこれを認識することで行動できなかったときに「あっあれのせいだ!」と気が付き目を覚ますことができる。
さらに「本当に悲惨な結末が待っているのは行動しないことだ!」という恐怖を利用して女の子にアプローチするように働きかけることが1つ目の方法でした。
2つ目は自己暗示。
セルフイメージをポジティブなことで塗り替えることで「できなければおかしい」「できないなんて意味がわからない」という状態までもっていく。
これで行動を促します。
この2つの方法を使えば「女の子に声掛けしないのはおかしい」「デートに誘わないのは間違っている」というあなたを作ることができます。
これでもう二度と”行動しなかったことでの後悔をすることはありません。”
特にお金や手間がかかるものじゃないのに効果が高い方法になります。
とりあえず試すところから始めてくださいね!
また、このブログでは他にも恋愛で役立つ知識を紹介しています。
これらの記事も読んでみてください。
もたざるものの恋愛は知識ゲーですからね。